インプラント
歯の欠損と身体への影響
歯の欠損は、むし歯や歯周病などが原因で歯を失ってしまうことを言います。「一本くらい欠損したところで…」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、その一本がお口の健康から全身の健康へと様々な影響を及ぼします。お口の中は、むし歯や歯周病が引き金となり、ほとんど同じパターンで崩壊していきます。歯が1つ欠損すると、力のバランスが崩れ、次々と欠損していきます。その結果。すれ違い咬合や片顎の無歯顎欠損、コンビネーションシンドロームなど次から次へと欠損が拡大していきます。歯の欠損がこのまま進んでしまうと、歯茎や組織は崩壊し、最終的には歯の欠損だけではなく、咀嚼機能の低下により肥満や高脂血症、糖尿病などの病へと繋がり、臓器不全となってしまいます。たった一本の歯の欠損とは侮らず、早めの処置が必要です。
歯を失った後の選択
インプラント治療は、むし歯や歯周病により、歯が抜けてしまった部分にインプラントと呼ばれる金属の人工歯根を埋め込み、その上から人工歯をはめる事で歯の機能を回復させる歯科治療です。歯を失うことにより、食べ物がよく噛めない、人前で笑えない、上手くしゃべれない、食事を楽しめない、老けて見えるなど身体だけではなく精神的にも深く関わってきます。歯は一度失うと二度と元に戻りません。しかし、インプラント治療を行うことにより、天然の歯とほとんど変わらない見た目や噛み心地で食事をとったり、会話を楽しんだりする事が出来ます。歯を失っても快適に過ごすことを諦めずに、インプラントという選択肢を考えてみませんか?
インプラント治療の流れ
麻酔をかけてあごの骨にインプラントを入れる穴を開けます。
穴の中にインプラントを
埋め込みます。
インプラントがあごの骨と結合し、固定される期間を置きます。(3ヶ月から6ヶ月。個人差があります)